2024-11-20 スタッフBlog
虫歯は食生活からも予防できる!お口の健康のために注目したい食べ物をまとめました
虫歯になるのは、あくまで食後の歯磨きの問題であると思い込んではいませんか?
実は、食事の内容によっても虫歯への影響の大きさが変わります。つまり、食生活を工夫することでお口の健康対策に繋げることができるのです。
この記事では、虫歯予防の観点からおすすめの食品と気をつけたいポイントをご紹介します!
目次
虫歯になりやすい食品の特徴とは?
子供の頃に「お菓子や甘いものばかり食べていると、虫歯になるよ!」と叱られた経験はありませんか?
大人になると、好みや習慣を他人から注意される機会はグンと減ってしまいますよね。自分で好きなものを自由に選んで食べることができる環境は、たしかに魅力的です。
しかし、美味しい食事を長く楽しんでいくためには、長期的な目線で食生活をコントロールしていく必要があるのです。
糖分や酸性が高い食べ物
一口に「お菓子」と言っても、スイーツのような甘味から塩気のあるスナック菓子まで様々なものがあります。
味で判断するのであれば、気をつけるべき基準はなんと言っても甘さと酸っぱさです。
小さなお子さんと同じように、虫歯菌の好物もやはり「甘いもの」。糖分は虫歯菌にとって、絶好のエネルギー源となります。歯を溶かすための酸が活発に作られることにより、虫歯ができやすい環境に繋がってしまうのです。
意外と見落としがちですが、酸味のある・酸っぱい味も同様の理由で注意が必要です。酸性の食品は控えめに摂るよう意識しましょう。
歯にくっつきやすいものも要注意!
それでは、しょっぱいお菓子やおつまみなら問題がないのでしょうか?
実は、歯との間に挟まりやすいものや、ねばつきがあるものにも「口内に残りやすい」というデメリットがあります。
つまり、甘い上に歯にくっつきやすいキャラメルのようなお菓子が「特に注意すべき食品」と言えるでしょう。
とは言え、絶対に摂ってはいけないというわけではありません。
おすすめの方法は、これまで気ままに食べていたものを、「とっておきのご褒美」として用意すること。我慢するのではなく、食生活を工夫してみる考え方が長続きの秘訣ですよ!
虫歯になりにくい食品の特徴とは?
しかし、「歯に悪いのかも…」と構えすぎると、食事の楽しみが減ってしまう場合もありますよね。そんな時は、食べるのをやめるのではなく「置き換える」イメージで変えてみるのが良いでしょう。
そこで、次は虫歯になりにくい食べ物をご紹介します。食材を選ぶ際の参考にしてみてくださいね!
自然な甘みがある
まずは、自然由来の甘みが感じられるかに注目してみましょう。甘いものがお好きな方は、リンゴやさつまいも・かぼちゃなどの食材がおすすめです。
砂糖は、摂れば摂るほど欲しやすくなる性質を持ちます。自然な甘さや季節の移ろいを感じられる食べ物であれば、満足感もより大きくなるはずですよ!
噛みごたえがあり、食べかすが残りにくい
また、間食やおやつには煮干しやチーズ・お煎餅などがおすすめです。ポイントはよく噛むことで素材そのものの甘みや旨味が感じられること。
食べ過ぎを防ぎ、少しの量で満足できるため、ダイエットにもおすすめの食品と言えるでしょう。
実は、虫歯予防になる食品も!
中には、キシリトールガムのように歯にとって良い成分を含む食品もあります。
もちろん「これを食べれば絶対虫歯にならない!」というわけではありませんが、積極的に取り入れてみると良いでしょう。
歯に良いとされる食べ物
たとえば、骨を強くする食品として有名なものはこちらです。
牛乳やチーズなどの乳製品、たまご、ひじき
歯のエナメル質を強化するのであれば、ビタミンAが多く含まれたものを選ぶようにしましょう。
豚肉、レバー、かぼちゃ、人参、ほうれん草など
その他にも、虫歯予防のために塗布される「フッ素」が含まれている食品もあるんですよ!
リンゴ、ワカメ、牛肉、お茶、味噌など
口内全体の健康を目指そう
お口のトラブルは、虫歯だけとは限りません。
たとえば、歯列矯正をしていて口内が傷つきやすかったり、口内炎ができやすい方は粘膜に良い食材に注目してみると良いでしょう。
他にも、食いしばりなどで顎に負担がかかっている時は、栄養素ではなく噛みやすさを重視した柔らかいものを選ぶのがおすすめです。
虫歯予防を通して、食生活の要であるお口全体の健康を目指しましょう!