2025-12-17 スタッフBlog
風邪予防にも効果的!歯医者さんでの「ぶくぶくうがい」の順番とやり方をおさらい

いよいよ、本格的に寒さが厳しくなってきましたね。風邪予防のためにうがいが欠かせない季節ですが、歯科に通院される患者さんの中にはいわゆる「ガラガラうがい」と「ぶくぶくうがい」、どちらを先にすれば良いのか迷われる方も少なくありません。
特に、お子さんに正しいうがいの仕方を教えたい親御さんにとっては、しっかり理解しておきたいポイントですよね。
そこで、この記事では2つのうがいの違いや正しい順番をわかりやすく解説します。むし歯予防と風邪予防、どちらも効率よく行える方法を一緒におさらいしていきましょう。
目次
歯医者さんで行う「ぶくぶくうがい」とは?

歯科医院で治療前に促されることが多いのが「ぶくぶくうがい」です。普段の歯磨き後に行ううがいもこちらですよね。
お口に適量の水を含んだら、頬や舌をしっかり動かして、口の中全体に水が行き渡るようにします。
名前の通り「ぶくぶく」と音を立てながら、20秒ほど口の中だけでゆすぐのがポイントです。
このとき、喉の奥までは届かせず、あくまで“口の中だけで完結させる”イメージを持つと上手にできますよ!
口内に残った歯磨き粉などをすすぐだけではなく、歯の表面や歯ぐき周りの汚れを落とすことで、口腔内の細菌を減らすことが目的です。
「ガラガラうがい」はその後に!

一方、「ガラガラうがい」とは上を向いて喉の奥から息を出すことで水を揺らしながら行ううがいのこと。
喉の粘膜に付着した細菌や埃を洗い流すと、風邪などの感染症予防に役立ちます。
ただし、このときにやり方を間違えると逆効果になることもあるんです。
と言うのも、口の中が汚れたまま先にガラガラうがいをしてしまうと、口内の細菌をかえって喉の奥へ送り込んでしまう可能性もあるからです。
そのため、最初にぶくぶくうがいを行ってから、次にガラガラうがいを行うと覚えておくと良いでしょう。
うがい薬を取り入れるのもおすすめ

普段何気なく行っている「ぶくぶくうがい」ですが、慣れてしまうとつい適当に済ませてしまうこともありますよね。しかし、その目的を理解すれば、単純な作業も意識的に取り組むことができるでしょう。ぶくぶくうがいは、口内の細菌や汚れを減らすことで風邪や感染症のリスクを下げる効果も期待できる大切な習慣なのです。
特に、洗口液(うがい薬)を使ったうがいは殺菌作用があり、口腔環境を整えるのに役立ちます。
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