2024-04-10 スタッフBlog

【焦りは禁物】インビザラインで歯並びが変化するのは何枚目から?

インビザラインでのマウスピース矯正は、金属の見た目や痛みが気になるワイヤー矯正に比べると安心して治療を始められる方がほとんど。

ですが、新しい治療法であることから、本当に効果が出るのか不安になる場合もありますよね。

そこで、この記事ではインビザラインでの歯並び矯正が

・具体的にどのような流れになるのか
・いつ頃から変化の目安が現れるのか


を解説していきます。

インビザラインの効果が見えやすいのは4枚目から

もちろん、1枚目から徐々に歯の動きは変わっています。
見た目には変化があるように思えなくても、装着時の違和感などで体感できるようになります。

ただし、目で見て効果を実感できるのは、4枚目からが目安と言えるでしょう。

1枚ごとの歯の動きは0.25mm前後

なぜなら、インビザラインの1枚ごとの平均的な歯の動きは0.25mm程度を想定されているから。

計算してみると、4枚程度でやっと1mmの動きになりますよね。
歯同士の間隔角度など、見た目の変化がわかりやすいのはその頃からとなります。

始めて1〜2ヶ月程度から変化を実感しやすい

インビザラインを1週間に1枚ずつ交換すると考えると、大体1ヶ月程度で1mm前後の変化が見られるようです。

マウスピースには、移動した歯をその場所に定着させ、後戻りを防ぐ役割もあります。
焦らずに、気長に変化を楽しんでいくことが大切ですよ!

インビザラインでの変化を把握するためのポイント

インビザラインでの変化は、強制的に歯に力を加え続けるワイヤー矯正と比べると半分ほどのスピードだと言われています。

ですが、通院回数が少なく済むのは大きなメリットですよね。

そのため、取り外しのできるインビザラインでは、自己管理を徹底する必要があります。

写真に撮って記録する

歯並びだけではなく、笑ったときの顔の動きや表情を記録しておくことで、微妙な変化が比較しやすくなります。
毎日鏡で見るだけではわからなくても、後で見比べることで色々と発見があるかもしれません。

同じ角度・光の加減で統一して撮影するのがコツです。

マウスピースの装着時間を守る

インビザラインの装着時間は、1日につき20時間以上が目安です。

装着時間が変わると、歯の動きにも影響が出るので注意しましょう。

決められた予定通りに交換する

中には、「早く交換すれば、その分早く歯が動くのでは?」と考える方もいらっしゃいます。

しかし、歯の健康を守りながら、確実に治療を進めることが大切です。

前のものを想定より長い期間付け続けたり、許可なく新しいものを早めに付けたりしないようにしましょう。

まとめ:通院時に確認するべきポイント!

インビザラインはゆっくり歯を動かしていく矯正方法のため、効果を実感するには一定の期間が必要です。

ワイヤー矯正と比べて通院回数が少ないので、歯の動きや次の展開は通院の際に一緒に確認しましょう!

痛みや違和感の程度

個人差があるため、自己判断は禁物です。

あまりにも痛い場合や、逆に「まったく違和感がなくて不安」という場合は早めに相談してくださいね。

生活スタイルの変化

特に、お話しをされる機会の多い職業の方などは、滑舌などが変わってマウスピースを付けづらいときもありますよね。

そんなときは、仕方なく長時間外しておくのではなく、生活スタイルについてもご相談をいただければと思います。

また、変化を感じづらいときは、歯ぎしりや食いしばりなどから影響が出ている可能性もあります。

「インビザラインを始めてから眠りが浅くなった」「元々食いしばりが激しい」などのお悩みについても、通院の際に気軽にご相談ください。