2025-04-24 スタッフBlog
歯の健康維持には「かかりつけ歯科」が重要!定期メンテナンスのメリット
目次
そもそも「かかりつけ」とは?
「かかりつけ」とは何か、普段通っている医者はあるが、それはかかりつけといえるのか……。
よく使う言葉ではありますが、そもそもそこから疑問に感じてしまう方もいるかもしれません。
「かかりつけ」とは、自身が住んでいる地域において、病気などの気になる症状や健康についての悩みなどを気軽に相談できる医者のことをいいます。
そのため「行くとしたらこの病院(歯科)だけど、通っているほどではない」という方も、その医者に相談をしやすいと感じているのであれば、それはかかりつけと言えるでしょう。
これは他科目の病院のみではなく、歯医者も同様です。
しかし、歯科医師の数は全国で約10万人、診療所の数は全国で約6万8000あると言われています。住んでいる地域の中でも多くの選択肢があるため、かかりつけを決めかねている方、まだかかりつけ医に出会えていない方、また、中にはそこまでかかりつけを持つ必要を感じていない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、かかりつけの歯医者を持つ重要性・メリットと、探し方についてご紹介をします。

かかりつけの歯医者は必要?
歯医者は選択肢が多いだけに、「虫歯などのトラブルが起こったら、その時にかかりやすい歯医者に行く」というようなケースも珍しくありません。
確かに対症療法としての治療はどこの歯医者でも診ることができますし、歯科の治療は痛みが出て急を要することが多いため、「今すぐに治療をして欲しい」というニーズが高い傾向にあります。
しかし、急性症状のための治療を繰り返すと、歯を削ることにより歯が薄くなったり、割れやすくなったりする場合があります。また、被せ物は体にとってのデメリットを含む場合もありますし、虫歯などが進行してからの治療だと抜歯や神経を抜くリスクにも繋がります。
すると、年齢を重ねてから自分の歯を維持することが難しくなり、食べることや話すことという、生活に欠かせないことがしづらくなってしまう場合があります。
歯の寿命は平均寿命よりも約20年ほど短いと言われており、必ずしも歯の健康を生涯守れる方ばかりではないのが現実です。
そのため、気軽に口腔内のことを相談することができ、早い段階で対処ができるかかりつけの歯医者をつくることをおすすめします。

歯医者で定期メンテナンスを行う重要性・メリットは?
かかりつけの歯医者では何かがあった時に相談をするだけでなく、メンテナンスを定期的に行うと複数のメリットがあります。
まずは自分では行き届かない部分のケアができるため、虫歯や歯周病、口臭の改善・予防に繋がります。
また、定期的に診察を受けることで、口腔内の変化に気づきやすくなるため、万が一虫歯などになってしまった場合にも、早期の治療や対処ができることにより、口腔内へのダメージを最小限に抑えることも可能です。
それにより、生涯歯の健康を保つことに繋がるのです。

かかりつけ歯医者の選び方は?
かかりつけとなる歯医者の選び方には、いくつかのポイントがあります。
1.通いやすい
通院が大変だと、定期受診の足が遠のいてしまうことに繋がります。
そのためかかりつけの歯医者は、自宅や仕事先から無理なく通える場所にあるところを選ぶと良いでしょう。
また、場所だけでなく診療日や診療時間などが、自身のライフスタイルに合っていることも重要です。
2.対話ができる
治療内容や方針についてしっかりと説明してくれる歯科医は、安心に繋がるかと思います。
また、説明がしっかりしている歯科医は患者さんの話に耳を傾けてくれる方も多いため、かかりつけ医に必要な要素である「相談のしやすさ」があるといえるでしょう。
3.適切に他医療機関との連携が取れる
抱える症状によっては、口腔外科、矯正歯科、小児歯科などの専門歯科や、内科や耳鼻咽喉科などの他診療科目の専門医と連携する必要があります。
必要に応じて他医療機関としっかりと連携を取れる歯医者は、より安心して受診できるのではないでしょうか。
4.予防歯科に強い
予防歯科に力を入れている歯医者は、患者さんに長期にわたって寄り添い、歯の健康寿命を延ばすことをしっかりと考えていることが多いです。
そのため予防歯科に強い歯医者を選ぶと、定期的なメンテナンスを含め、安心して自身の歯を任せることができるでしょう。

いのうえ歯科クリニックでは適切な治療はもちろんのこと、予防歯科にも力を入れており、教育を受けた専任の衛生士がメンテナンスを行っています。
歯の健康を保つことで、生涯にわたって食べることや話すことを楽しむことができ、生活の質向上につながります。あなたの大切な歯を、一緒に守っていきましょう。
