2025-10-10 スタッフBlog
東海市で家族みんなが通える歯医者を選ぶなら?年齢別の口腔ケアまとめ
目次
東海市で歯医者を選んでいるあなたに!安心して通える歯医者のポイント
「歯医者ってたくさんあるけど、どうやって選べばいいんだろう?」そう思う方も多いのではないでしょうか。
それもそのはず、歯医者は全国に約67,000近くあると言われており、東海市内においても50以上の施設があります(日本医師会 地域医療情報システムより)。
歯や口腔内にトラブルが起こると、強い痛みが伴うことも多く、しゃべることや食べることなどの日常に影響を及ぼすことも多いため、ご自身やご家族も含め、安心して通えるかかりつけの歯医者があるのが理想です。
ここでは、歯医者選びのポイントをお伝えします。
適切な診療科目がある
ひとくちに歯医者といっても、一般歯科だけでなく口腔内の手術を行うことができる口腔外科や、インプラントや矯正などの審美的観点に重きをおいた審美歯科・矯正歯科などの領域が存在するため、自身の症状やニーズに合わせて選ぶ必要があります。
一般歯科においても対応している症例の幅が広い方が、安心して通えるでしょう。
またお子さんや妊婦さんが歯医者にかかる場合、通常の成人の方とは違うケアが必要となることが多いため、小児・妊婦対応の旨がしっかりと開示されている歯医者を選ぶと良いと思います。
自宅から通いやすい立地にある
歯科の治療は複数回に及ぶことも多いため、通うのに無理が出るとよくありません。
自宅から近いことも、大切なポイントの1つです。
説明が丁寧、相談がしやすい雰囲気
「なぜその治療が必要なのか」を説明したり、場合によっては選択肢を提示してくれたりと、患者さんに寄り添う姿勢がある先生だと、相談もしやすく、かかりつけとしてぴったりなのではないでしょうか。
設備が整っている
設備を整えている歯医者は、治療の体制が整っている1つの基準になると考えられます。
厚生労働省が定める「歯科外来診療医療安全対策加算」「歯科外来診療感染対策加算」「口腔管理体制強化加算」などの施設基準を満たしているかを確認すると良いでしょう。

東海市の歯医者が教える!子供の口腔ケアで気を付けること
子供の口腔ケアのポイントとして、年齢に合わせたアプローチと、口腔ケアを嫌がることなく習慣化することが大切になります。子供の成長過程別のポイントをお伝えします。
乳幼児期(4カ月頃~)
口周りや頬、唇などをさわってスキンシップを図り、口をさわられることに慣れさせます。
離乳食が始まったら、いきなり歯みがきを始めるのではなく、ガーゼや歯みがきナップで口の中を軽く拭いてあげると良いでしょう。
3歳~6歳頃(未就学児)
3歳頃を目安に、自分で歯ブラシを握ってみがく練習やうがいの練習などを始めて、自分で歯みがきをする習慣づけをしていってください。自分で歯みがきができるようになっても、保護者による仕上げみがきは必ずしましょう。特に奥歯や歯ぐきの境目などはみがき残しが起こりやすいため、丁寧にケアしてあげると良いでしょう。
また食事についてもかためのものを取り入れることで噛む回数を増やし、顎の発達をうながします。
6歳~12歳頃(小学生)
乳歯から永久歯への生え変わりの時期は、歯並び・噛み合わせに特に注意しましょう。少しでも異変を感じたら、歯医者に相談すると良いでしょう。
学年が進むにつれて、お友だちと外で遊ぶなど、親の目が届きづらくなります。お菓子やジュースの摂取状況を把握するなど、お子さんとこまめにコミュニケーションを取るようにしましょう。

東海市の歯医者が教える!成人の口腔ケアで気を付けること
成人期といっても幅広いですが、共通して気を付けるべきことがあります。
受診を後回しにしない
成人期は、進学・就職・結婚・子育てなど、とにかくライフイベントが多く、ライフスタイルの変化も起こりやすいです。
日々の忙しさやストレスをもっとも感じやすくなる世代のため、虫歯などの口腔トラブルも発生しやすく、またなかなか歯医者にかかれずについ受診を後回しにしてしまう方も見受けられます。
症状が出てから、我慢ができなくなってからの受診になると、どうしても治療に時間がかかったり、治療が大がかりになってしまったりするため、忙しい世代こそ「一歩早め」の受診を心がけましょう。
妊娠中にできること
妊娠・出産により口腔内の変化も起こりやすい傾向にあります。
特につわりがある時期は、歯ブラシが口の中に入ると気持ち悪くなってしまい、歯みがきもままならなくなる方も少なくありません。
完璧を目指さずに、なるべくこまめにうがいをするなど、できる範囲でお口の健康を守りましょう。

東海市の歯医者が教える!高齢者の口腔ケアで気を付けること
年齢を重ねると、唾液の減少により歯周病の罹患率が上がり、それに伴って歯の数の減少も見られます。
歯周病の進行を防ぐためには、こまめな水分補給や、なるべく歯ごたえのあるものを食事に取り入れてよく噛んで食べる、口周りや耳下腺のマッサージなどで唾液の分泌をうながすと良いでしょう。
さらに年齢が進むと誤嚥をしやすくなるため、歯みがきやうがいの時の姿勢を気を付けるなどもしましょう。
また、食べ物が噛みづらい・口に残る、むせやすい、口の中の乾燥を感じる、滑舌が悪くなった……などの症状を感じる方には、「口腔機能低下症」の検査もおすすめです。
一般的には「口腔衛生」「口腔乾燥」「咬合力」「舌口唇運動」「舌圧」「咀嚼機能」「嚥下機能」の7つの検査があり、舌の力、噛む力、飲み込む力などをチェックするものです。
これらの検査結果から口腔機能低下症と診断された場合、放置すると低栄養や全身の衰えにつながるため、適切なトレーニングやケアなどを行います。
少しでも不安に思うことがあれば、口腔機能低下症の検査を扱っている歯医者に相談しましょう。

ここまで世代別の口腔ケアで気を付けることをお伝えしましたが、どの世代にも共通して言えることは、「何かあったら早め早めに専門家へ相談すること」そして「大きなトラブルになる前に、予防をしていくことが大切」ということです。
そのためにも、はじめにお伝えしたポイントを押さえつつ、家族みんなで安心して通える「かかりつけ」の歯医者を見つけておけると良いのではないでしょうか。

いのうえ歯科クリニックでは、適切な治療はもちろんのこと、教育を受けた専任の衛生士がメンテナンスを行っており、幅広い知識の元で安心して通っていただける医院づくりをしています。
初診時の検査をしっかりと行うことで適切な診断をし、患者様一人ひとりに合った説明を行うことを大切にしています。
また、2025年9月より口腔機能低下症の検査について、扱いを開始しました。本日ご紹介した一般的な7項目の検査に「握力・下腿周囲長」「骨格筋量」を加えた9つの検査項目を当院では実施しており、より長期的なお口の健康をサポートしていきます。
あなたの大切な歯を、一緒に守っていきましょう。
