2025-10-31 スタッフBlog
将来の歯を守る自己投資!若いうちから通う歯医者が“資産”になる理由
目次
歯医者での定期検診が重要な理由
歯医者で1年に1回以上、定期健診を受ける人の割合は上昇傾向にあり、2012年には47.8%でしたが2022年には58.0%と、10年で10%以上も増えています(厚生労働省「平成28年国民健康・栄養調査報告」、「令和4年 歯科疾患実態調査結果の概要 」より)。
なぜこのように、定期健診の受診率が上がっているのかというのには理由があります。
現在世界的に平均寿命の上昇が顕著であり、この50年で平均寿命が20年ほど伸びています。
そして「話す」「食べる」などの日常生活に必須となる機能において、歯の重要性は高いといえますが、歯が健康な状態でいられる「歯の平均寿命」は実際の平均寿命よりも20年ほど短く、歯を失うことで老後のQOL(生活の質)を落としてしまう方も少なくありません。
そこで、むし歯などのトラブルが起こってから治療をするのではなく、それらを未然に防ぐことや早期発見に繋がる「予防歯科」への注目が、年々高まっています。
特に欧米では歯医者での定期検診の受診率が高い傾向にあり、アメリカでは成人の約70%が、スウェーデンでは全国民のうち約80%が定期検診を受ける習慣があるといわれています。
予防歯科は、これからの世の中における「ニュースタンダード」ともいえるでしょう。

予防歯科で歯医者に通うと、実は3000万円の資産を守っている!?
ここまで予防歯科の重要性、ニーズの高まりについてお話ししましたが、実は歯は「大きな資産」と言われています。
予防歯科における「資産」とは、生涯にわたって健康な歯を保つことで得られる経済的・健康的な価値のことを指し、将来的には高額な医療費などの削減はもとより、高い生活の質の担保につながることから、予防歯科は一種の「自己投資」とみなされています。
実際に、歯科医の考える歯1本あたりの価値は104万円といわれており、歯全体(28本換算)にすると2918万円、約3000万円ほどになります。
実際に交通事故などで歯を失った際の慰謝料の相場も100万円前後といわれているため、妥当な換算だといえそうです。
また、定期検診を受けている人と受けていない人を比較すると、年間医療費に10万円程度差が出るという研究結果もあるとのこと。
さらに一度大きなトラブルが起こると費用もさながら、治療のために何度も歯医者に通わないとならなくなります。
歯のクリーニングが1回数千円、数十分程度だと考えると、資産を守るという観点でももちろんですが、いわゆる「コスパ」「タイパ」の面でも、直接的なメリットがあることもうかがえます。
まだ予防歯科を目的として歯医者に通ったことがない方は、これを機に将来の自分への投資として予防歯科を取り入れることを検討してみてはいかがでしょうか。

歯医者にはいつから通えばいいの?
予防歯科を始めるのに最適な年齢、それは実は「0歳」です。
むし歯がまだなく、歯みがきなどの習慣もこれからつける0歳から予防歯科を取り入れられると、生涯にわたって歯を守ることがしやすくなるでしょう。
実は歯のクリーニングも、乳歯が生える6か月くらいから行うことができます。
しかし、もちろん早い段階で始められるに越したことはないのですが、ある程度年齢を重ねた方も「気づいた時から始める」ことが重要です。
「自分の歯を長く守っていきたい」そう思ったら、お早めにお近くの歯医者までご相談ください。
その際、予防歯科に力を入れている歯医者を見つけられるとベストです。
「80歳になった時に自分の歯が20本以上残っていれば、食生活などにほぼ満足できる」と言われています。ぜひ、「歯の生涯現役」を目指していきましょう。

いのうえ歯科クリニックでは、適切な検査や治療はもちろんのこと、教育を受けた専任の衛生士がメンテナンスを行っており、幅広い知識のもとで安心して通っていただける医院づくりをしています。
あなたの大切な歯を、一緒に守っていきましょう。


