2023-11-08 スタッフBlog

喫煙習慣によって、口腔内に深刻な影響を与えるわけとは?

タバコと口腔内の関係 喫煙習慣は多くの健康被害をもたらすと言われていますが、その中でも口腔内にも深刻な影響を及ぼします。どんな影響を及ぼすかお話しします。

   

タバコに含まれる成分とは?

タバコの煙には4000もの化学物質が含まれ、そのうち有害物質は200~300種類含まれており、発癌物質は約70種類あると言われています。そのなかでも三大有害物質がといわれているのが「ニコチン」「タール」「一酸化炭素」です。

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タバコは喫煙者だけの問題ではなく、喫煙者が直接吸い込むタバコ「主流煙」と点火部から立ち上がる「副流煙」があります。有害成分は低温の不完全燃焼時に多く発生するので、副流煙は主流煙より多くの有害物質を含んでいます。 また、喫煙者が吸い込んだ後に吐き出す煙を「呼出煙(こしゅつえん)」と呼びます。

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タバコが及ぼす影響は?

 

お口は、体の中で最初に喫煙の影響を受けます。どんな影響を与えるのでしょうか?

・歯周病になりやすい、悪化しやすい
歯周病とは、お口の中に溜まった細菌の塊(プラーク)によって、歯茎は炎症し、支えている骨を溶かして最悪の場合、歯を失ってしまう原因となる病気です。歯周病はタバコとの関連性が強いことが研究でもわかっており、喫煙者は非喫煙者に比べて歯周病にかかりやすく、治癒が遅く悪化しやすいです。 タバコを吸うと、ニコチンの血流阻害作用によって血流が悪くなるため歯茎に栄養が行き届かなくなり、歯茎からの出血が血管萎縮作用で止められてしまうため、歯周病に気づきにくくなります。

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・虫歯になりやすい
喫煙をすることによって、口腔内が乾燥しやすくなります。自律神経の働きによって唾液の分泌が減少するため、食べかすや歯垢を洗い流してくれる自浄作用や歯の表面のエナメル質を修復して虫歯を防ぐ再石灰化が作用されなくなり虫歯のリスクが上がります。 また、歯の表面には「ペリクル」という薄い膜があり、刺激などから守ってくれています。しかし、ペリクルはタバコの成分のタールと結合しやすい性質も持っています。タールはヤニとも呼ばれており、油分が含まれているのでベタベタしています。このタールとペリクルが結合することによって歯垢が付きやすく、また粒子状のため歯面がザラザラになり、細菌が張り付きやすくなり菌の繁殖の温床となってしまいます。

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・歯や歯肉に着色
歯の黄ばみの原因はタバコに含まれるタールと言われています。このタールが歯の表面にあるペリクルと結合し、歯に着色してしまいます。少量であれば、こまめに正しい歯磨きで取り除く事ができますが、日々タバコを吸い続けることでタールとペクトルが何層にも積み重なると簡単は取り除けません。 そして、ニコチンの影響で血管収縮が起こり、歯茎が黒ずんだ色になってしまうことがあります。

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・口臭
タバコには上記でもお伝えした通り、さまざまな有害物質が含まれています。タールは独特な匂いがあり、タバコ臭の原因と言われています。性質上、歯や舌に付着しやすく唾液や水では落ちにくくなるので吸った後も匂いが残りやすく口臭の原因となります。ニコチンや一酸化炭素は血管を収縮させる作用があるため、唾液が減少し口腔内が乾燥し口臭の原因となります。 そして、タバコは歯周病の増悪因子なため、単にタバコの匂いだけではなく歯周病の悪化に伴い、細菌が硫化水素やメチルメルカプタンを生産することで口臭が強くなります。

      

タバコの影響を軽減させるには?

     

・禁煙
喫煙による影響を防ぐための最善の方法は、禁煙です。禁煙により、歯周病が改善されるだけでなく、口腔がんのリスクも下がり、口臭も抑えることが出来ます。

     

・定期的なメンテナンス
禁煙をするのは容易ではないことです。だからこそ喫煙者は、定期的にメンテナンスを通うことが重要です。歯磨きでは落としきれない、歯の着色や汚れを歯科専用の機械や研磨剤で磨いて落としていきます。歯周病や虫歯の原因となる食べカスや歯垢、タールを取り除くことで、虫歯や歯周病の予防や口臭を防ぐこともできます。また、歯科医師や歯科衛生士による早期発見によって口腔がんの進行を抑える要因になります。

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・自身のホームケア
歯ブラシやフロス、歯間ブラシを使い、丁寧に口腔ケアを行いましょう。歯垢を除去することで虫歯や歯周病を予防し、口臭を抑えることができます。

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タバコは嗜好品であり、喫煙するとリラックスしたりと良いこともありますが、デメリットが大きいものです。歯周病を悪化させたり、口臭がきつくなったりとさまざまな影響があります。そして喫煙者本人だけにとどまらず、周りの家族や人にも受動喫煙による被害が被ってしまいます。 お口の健康を守るためにも、喫煙の影響を最小限に抑えましょう!

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