2024-02-09 スタッフBlog
ホームホワイトニングのやり方と注意点
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ホームホワイトニングの歯科医院での流れや使用方法などご説明いたします。
目次
歯科医院での流れ
カウンセリングにて検査で治療箇所がないかチェックします。汚れや歯石があればホワイトニングの効果が発揮できないのでクリーニングを行います。特に問題がなければ以下の流れを行います。
・型取り
自分専用のマウスピースを作成するため、型取りを行います。作成には数日から1週間はかかるので後日お渡しになります。
・使用方法のご説明
マウスピースが完成したら来院していただき、ホワイトニングの使用法を詳しくご説明し、注意点をお話しいたします。4週間後に色味の確認をするのでこの日は予約をとって終わります。
・確認
4週間使用してもらい、再度来院していただき写真を撮影して色の比較します。
ホームホワイトニングの方法
①ホワイトニングをする前に、口腔内を汚れをしっかりブラッシングして落としましょう。歯面に歯垢が溜まっているとホワイトニング効果が十分に発揮できないので大事な工程となります。
②自分専用のマウスピースに専用の薬液を米粒程度に付けていきます。
③鏡を見ながらマウスピースを装着し、就寝します。装着時間には4〜6時間必要になります。
④翌日はマウスピースを外し、口腔内に残った薬液をよくゆすぎます。マウスピースも流水ですすぎ、清潔な状態で保管します。
ホワイトニングの注意点
・薬剤の量は守りましょう。
多く塗布しても、効果は変わりません。マウスピースから溢れ出し歯茎についたままにしていると、歯茎が白くなったり炎症を起こしてしまう恐れがあります。はみ出た場合はすぐに拭き取れば問題ありません。
・すぐに飲食するのは控えましょう。
ホワイトニングは薬剤の使用により、歯面を保護しているペリクルという膜が剥がれてしまうため、「着色しやすい」「歯が溶けやすい」と刺激に敏感になっています。ホワイトニング直後から2時間以内は酸性度が高い柑橘系の食べ物飲み物、炭酸飲料、お酢、梅干し、アルコール類等は溶けやすくなっているので、控えましょう。
・色の濃い飲食には気をつけましょう。
着色しやすい食事としてコーヒー、紅茶、ウーロン茶、赤ワイン、色が濃い果物、カレー、ケチャップ、醤油、ソースは避けていただくと良いでしょう。
着色しやすいものを口にしたらすぐに歯磨きをするなどケアを行っていきましょう。
・マウスピースに熱湯や熱を加えないようにしましょう。
熱に弱いため、熱湯消毒をすると変形してしまうことがあるためお水かぬるま湯ですすぎましょう。また日光が当たるところや電子レンジの上など、熱が加わってしまうところに置くのも変形の原因になるので気をつけてください。
・薬液
直射日光が当たらない冷暗所に保管しましょう。高温や多湿の場所では薬液の劣化を進めてしまいます。冷蔵庫をオススメします。
まとめ
ホームホワイトニングは忙しくなかなか通院できない方に手軽に行えるホワイトニングの方法です。続けていくことで色の後戻りもしにくいメリットもあります。当院では、ホームホワイトニングを取り扱っているので気になる方はぜひご気軽にご相談ください。