2024-02-27 スタッフBlog
インプラントとは?治療の流れについて解説!
インプラントと名前を聞いたことがある方も多くいらっしゃるかもしれませんが実際にどのようなものか?どのようにして治療するのか?など疑問があると思うのでご紹介いたします。
目次
インプラントとは?
インプラントとは、体内に埋め込む材料や機器の総称になります。関節のボルトやペースメーカー、美容など様々な目的で埋め込まれているものを言います。歯科でのインプラントの正式は「デンタルインプラント」と言います。
近年では歯科での取り扱いも多く、「インプラント=歯科」という認識が広がってきたことにより歯科インプラントが「インプラント」と呼ばれることが一般的になってきました。
デンタルインプラントとは、歯を失った箇所にインプラント体(歯の根っこ)を顎の骨に埋め込み、歯を装着し補う治療法となります。
インプラントの治療の流れ
1.カウンセリング
インプラント治療のカウンセリングは、治療を始める前に重要な段階です。まず、患者さんに対してインプラントや他の治療方法についてご説明します。そしてインプラントのメリットやデメリット、治療期間、そして金額についてもお話しします。不安や疑問がある場合は質問してください。
2.検査
歯周病検査、口腔内写真の撮影とCT検査をして現在の状態を確認します。CT検査は顎の骨の形や神経の位置を確認をします。これらの検査資料を元に治療計画をたてていきます。
3.初期治療
検査後はお口の中の環境を良くしてから手術を行うため抜歯や虫歯治療、歯垢や歯石があれば除去を行なっていきます。
4.手術
麻酔をしてからインプラント体を埋め込む手術を行うので痛みはありません。インプラントの手術には2種類あり、「1回法」と「2回法」と呼ばれています。
5.人工歯の作製、装着
骨との結合に数ヶ月置いたら、人工歯(上部構造)の型取りをして出来上がったものを装着します。
治療までの流れは以上となりますが、その後のメンテナンスに継続に通っていただきインプラントの状態に問題はないか確認しつつクリーニングをしていきます。
インプラントのメリットデメリット
メリット
・見た目が自分の歯と変わらない
・硬いものも自分の歯とほぼ変わらずに噛める
・隣や他の歯に負担が少ない
・顎骨の痩せを防ぐことができる
デメリット
・保険がきかないため値段が高い
・治療期間が長い
・治療が終了しても定期検診が必須
まとめ
インプラントは自費診療で決して安い金額ではありませんが、他の治療と比べ周囲の歯に負担が少ない治療法です。不安や疑問点を相談し、充分に納得した上で治療をすることをオススメいたします。いのうえ歯科クリニックでは、患者さんにとって最適な治療法をご提案させていただいております。お気軽にご相談ください。