2024-11-06 スタッフBlog
歯磨きしているのに虫歯になるのはなぜ?「恥ずかしい」と思う前に試してほしい対策とは
どんなに忙しくても、1日に1回も歯を磨かないという方はまずいません。しかし、ほとんどの方が毎日歯磨きを行なっているにも関わらず、虫歯になってしまうことがあるのはなぜなのでしょうか。
さらに、歯磨きの仕方や虫歯の多さはプライベートな問題でもあります。そのため、なかなか他人に相談しにくい場合もあるでしょう。
そこで、この記事では虫歯にならないための歯磨き習慣について詳しくお伝えします。「今更恥ずかしくて聞けない」というお悩みの参考になれば幸いです!
目次
まずは、「口内ケア」の視点を持つこと
まずは、なによりも始めに「歯磨きをすれば虫歯にならない」という固定概念を外してみることが大切です。
実は、歯磨きをしているはずなのに虫歯になりやすい口内環境には、様々な原因が潜んでいます。
食生活の影響は?
そもそも、どうして歯を磨く必要があるのでしょうか。もしも食事を摂らないのであれば、お口の中はそこまで汚れることもなく、こまめにお掃除をしなくても済みそうですよね。
つまり、歯磨きの前に食事について見直してみることが口内ケアのポイントの一つです。
食生活が偏っていると、虫歯のリスクが高まります。特に、砂糖や酸性の食品を多く摂取すると、虫歯菌が活発になってしまうのです。
虫歯になりやすい口内環境
当院では、「歯磨きは1日2回×2分間」という方法をスタンダードに推奨しています。
ですが、これはあくまでも目安です。同じ時間を歯磨きにかけても、虫歯になりにくい人となりやすい人に分かれるでしょう。唾液の分泌量や口内の菌の環境、歯の質や歯並びなど、人それぞれ口内環境が違うからです。
ルールにとらわれることなく
・どの箇所を念入りに磨けば良いのか
・どのくらいの時間をかければ綺麗になるのか
という部分をしっかりと見極めることが大切です。
詳しくは、「虫歯にならない人の特徴」をまとめた記事でも解説しています。ぜひチェックしてみてくださいね!
虫歯を予防するための対策
歯磨きはあくまで手段であり、虫歯ケアに重要なのは口内全体のケアであることをお分かりいただけたのではないでしょうか。
それでは、普段の生活の中で虫歯予防に対してどんなことを心がけるべきなのでしょうか?
バランスの取れた食生活
基本的には、栄養バランスの良い食事をよく噛んで食べる習慣が大切です。
また、お仕事や生活リズムによっては、歯磨きを食後すぐに行えない場合も多いでしょう。食べかすが口内にとどまる時間がなるべく短く済むように工夫してみるのも、虫歯予防に有効な手段だと言えます。
こまめにうがいをしたり、マウスウォッシュを活用するのも良いでしょう。
その他にも、噛み切りやすいメニューや歯の間に引っかかりにくい食材をあらかじめ選んでおくのもおすすめです。
電動歯ブラシやフッ素入りの歯磨き粉を活用
たとえ歯磨きのやり方を見直しても、急に上手になるわけではありませんよね。中でも、矯正中の方は通常と比べて虫歯のリスクが数倍にも上がると言われています。
やみくもに頑張って疲れてしまう前に、工夫をしてみるのも大切です。
同じ磨き方と時間でも効果が最大限発揮されるよう、歯磨きに使う道具を見直してみるのも良いでしょう。
歯ブラシの選び方については、こちらの記事でも詳しく解説しています!
最後に、歯磨きの仕方をチェック!
毎日きちんとお掃除をしていても、実はあまり磨けていない歯があるかもしれません。歯ブラシの持ち方や歯への当て方などは、長年のクセになっている部分もあるでしょう。
大人になると、歯磨きの仕方を誰かにチェックしてもらう機会はほとんどないはずです。だからこそ、そんな時はプロの手を借りてみませんか?
定期検診にてお気軽にご相談ください!
歯磨きをしていても虫歯になってしまうのは、けっして努力不足というわけではありません。たとえば、鏡を見ながら歯磨きをしても見えない部分や、自力ではどうしても届かない部分もありますよね。
実は、ほとんどの歯科では患者さんへのブラッシング指導を取り入れています。「歯医者は虫歯になってから行くもの」とイメージしている方もいらっしゃるかもしれませんが、予防のためにも活用することができるのです。
歯磨きについてのお悩みについても、定期検診にて気軽にお聞かせくださいね。
また、当いのうえ歯科クリニックでは、予防歯科にも力を入れています。せっかく歯磨きをしているのに、そのやり方のせいで虫歯になるのはもったいないですよね。ぜひ私たちと一緒に見直していきましょう!